【管理栄養士監修】生理痛を和らげる食材

毎月生理痛がひどく、貧血ぎみで体がだるく生理前からは特にイライラがすごいです。生理痛を和らげるおすすめの食事を教えてください。39歳女性

生理中は体を温めることが大原則です。ここでは血を補い体を温める食材を紹介します。

生理中、血液がドロドロとした状態の方は、中医学でいうと血の異常である瘀血(おけつ)であると考えられています。瘀血とは古い血が滞っている状態のことです。

瘀血になりやすい原因としては、冷えが一番にあげられます。冷え以外には洋菓子や肉や揚げ物などの高カロリーな食事、ストレス、運動不足なども大きいな要因となります。

生理中は血を補い血のめぐりをよくする食材を積極的に取り入れていきましょう。

生理中におすすめの食べ物

よもぎ

よもぎは血の巡りをよくして体を温める作用の強い食材です。造血作用や浄血作用をもつため、昔から婦人科系の病気の改善にも使われてきました。

ひどい生理痛のときに温める効果の高いよもぎは一番のおすすめ。

解毒作用にも優れているので、普段からお茶にして飲んだりお風呂の入浴剤にして使用するのも最適です。

粉末のものを常備しておくと普段から取り入れやすいですね。

黒きくらげ

黒い食材には腎を補うとされ、腎機能を強くする働きをもっています。

黒きくらげは血液の浄化作用に優れいて滞った血の巡りをよくしたり、生理中に失う血の不足を補いながら止血作用をもつという優れた食材です。

若さの象徴でもある腎機能を活性化させる効能に優れているので、古くからアンチエイジングや滋養強壮にもよい「不老長寿の妙薬」として重宝されてきました。

また、食物繊維を多く含むため腸内環境の改善にもよく効きます。

乾物なのでこちらもいつでも使えるようストックしておくとよいですね。

黒豆

黒豆は鉄分が豊富なため、生理中におこりやすい貧血の予防にも役立ちます。

また黒豆には大豆イソフラボンが多く含まれており、これが女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをします。

生理中はホルモンバランスが乱れやすくなりますが、大豆イソフラボンの効能で生理痛やPMSの症状を和らげる効果が期待できます。

黒豆には食物繊維がたっぷり含まれているので腸内環境を整え便秘の改善にも効果があります。

黒豆はご飯と一緒に炊きこむ調理が簡単で取り入れやすいです。

あとは黒豆茶。

温めて飲むと、黒豆の特有の香ばしい香りがしてとてもリラックスできますよ。

黒ごま

黒ごまは鉄分が豊富で造血作用があります。

黒い食材は腎機能を高めると言われていますが黒ごまもそのひとつです。

黒ごまに含まれるビタミンEには、血行を促進する効果があります。

生理中は血流が悪くなりやすく、冷えやむくみを感じることも多いですが、黒ごまを摂取することで体を温め、症状を和らげることが期待できます。

疲労回復や美肌効果もあるため、アンチエイジングや生活習慣病の予防にも効果をもたらしてくれます。

そのままの炒りごまでは消化に良くないので、できるだけすりごまにしてから食べることをおすすめします。

鉄分の多いししゃもと干し海老いり大根菜の和物とほうれん草の胡麻和え。ご飯は3分搗きが定番です。

体を冷やす食べ物は避けて

生理中は食欲がとまらず、お菓子を食べすぎてしまうという悩みも多く聞きます。

ですが、そんなとき白砂糖たっぷりのケーキやドーナツ、アイスクリーム、スナック菓子などを多く食べてしまうと、血行を悪くしてしまい生理痛がますますひどくなってしまいます。

サラダやお刺身などの生物やスパイスを多く使ったカレー、アルコール、コーヒーや緑茶なども体を冷やすので避けましょう。

生理中におすすめのお菓子

干し芋には豊富なミネラルと食物繊維で便秘の改善にもなりますし食べ応えもあります。

またナッツは少量で満足感があるうえに豊富なビタミンEが血行をよくするので顔色がよくなりアンチエイジング効果も高くなりますよ。