【管理栄養士の常備菜】大腸がん予防|根菜煮なます
こんにちは。管理栄養士のsahoです。
今では日本で日本で最も多いがんは、部位別に見て大腸がんです。
日本では年々患者数が増えており、その背景には、欧米化した食生活や加工食品の増加、そして食物繊維の摂取不足などがあると考えられています。
大腸がんは毎日の「食べ方」や「選ぶ食材」で予防の可能性のあるがんともいえます。
このシリーズでは、大腸がんの予防を意識した常備菜をご紹介していきます。
【食物繊維の宝庫!根菜煮なます】

【材料】(作りやすい分量)
- ごぼう:120g
- にんじん:70g
- 大根(中心部):200g
- 生姜(みじん切りにしておく):25g
- こんにゃく:1/2枚(100g)
- 干し椎茸:3枚
- 干し椎茸の戻し汁:1/2カップ
- 醤油:大さじ2
- 酢:大さじ3
- みりん:大さじ3
- オリーブオイル:大さじ1弱
【作り方】
※干ししいたけは2カップくらいの水の中に入れて戻しておきましょう(前日に冷蔵庫で一晩水に漬けておくのがおすすめです)
こんにゃくはアク抜きを買っておくと便利。食べやすい大きさに切ってください。(糸こんにゃくでもいいですが、自分で太めに切ったこんにゃくの方が食感がよくてとても美味しいですよ^^)
①ごぼうは皮をこそげて細切りにします。

②人参、大根、椎茸も全て細切りカットします。


②弱火にかけた鍋にオリーブオイル大さじ1弱をいれ、みじん切りにした生姜をいれて香りを出すように火を通していきます。

③千切りしたごぼう・こんにゃくを油に絡めるよう炒めてください。

④さらに大根としいたけをいれて炒めていれて

⑤最後に人参をかぶせるようにのせたら合わせ調味料をいれます。

⑤蓋をし、10〜15分ほど煮て汁気がなくなってきたら火を止め余熱調理にします。

火を止めて仕上げに白ごまをふって混ぜたら出来上がりです。

レシピのポイント
- 腸内環境を整える食物繊維たっぷりの根菜(にんじん・れんこん・ごぼう)を使用。
- お酢は胃酸の分泌を促す作用があり、腸を刺激してぜん動運動を活発にし便秘の予防にもgood!
- 胃腸にやさしい火通し調理で、消化の負担減。
- 根菜に含まれるたっぷりのポリフェノールは細胞の老化を防ぐ効果も◎
- 作り置きおすすめ。5日間は冷蔵保存可能です。(冷凍は3週間以内にお召し上がりください)
冷凍庫で小分けにして保存しておけばお弁当の副菜にも使えます。
食物繊維の豊富な根菜なますは腸活・がん予防・肌荒れケアまで狙える優秀な1品です。ぜひお試しください。