【管理栄養士監修】れんこんのもちもちお焼き
秋から冬にかけては空気が乾燥し、体調を崩しやすい季節。
そんな時期におすすめなのが「れんこん」。
今回ご紹介するのは、れんこんをたっぷり使ったもちもち食感のお焼きです。
れんこんは免疫力アップと腸内環境の改善、どちらにも役立つ優秀食材。フードプロセッサーを使えば15分で完成ですよ。
🌿材料(約8枚分)
| 材料 | 分量 | 
|---|---|
| れんこん | 200g(皮ごと・よく洗う) | 
| 小ネギ | 2本 | 
| 干しえび | 1/4カップ | 
| アオサ | 1/4カップ | 
| 米粉 | 1/4カップ | 
| 卵(なくても可能) | 1個 | 
| 【調味料】 | |
| ぽん酢 | 適量 | 
| オリーブ油(焼き用) | 適量 | 
🔸卵アレルギーの方は、なしでも十分美味しいです。
🔸えびアレルギーがある方は、納豆やちりめんじゃこなどに変更しても◎(※じゃこはコンタミ注意)
【作り方】
①れんこんをすりおろします。

 皮ごとのれんこんでもフードプロセッサーにかければもちもちしたペースト状にすることができます。

②ボウルにすりおろしたれんこん、刻んだ小ネギ、干しえび、米粉、(卵)を加え、よく混ぜます。


③フライパン(またはホットプレート)で焼きます。

 温めたフライパンにオリーブ油をいれて中火で片面をじっくり焼きます。
片面が焼けてきたら差し水をし、蓋をして蒸し焼きにします。

④ 表面に焼き色がついたら出来上がりです。

⑤お皿にもりつけ、ぽん酢でいただきましょう♪

※レシピのポイント
・もちもちれんこんのお焼きは、丸目でずっしりと重めのデンプンの多い品質(加賀れんこん岩国れんこん、備中れんこんなど)を選びましょう。(軽いれんこんだとシャキシャキになります)
- 途中、蒸し焼きにすることで、外はカリッ、中はもちもちに仕上がります。
 - れんこんの粘り成分(ムチン様物質)は、のどや胃の粘膜を保護してくれるので、
乾燥の季節や風邪などのウイルス対策にもぴったり。 - 作り置きは冷蔵で2〜3日、冷凍もOK。忙しい日の常備菜にもおすすめです。
 

【れんこんの栄養と効能】
◆免疫力を高めるビタミンC
れんこんには、根菜の中でも特にビタミンCが豊富。
加熱しても壊れにくく、風邪予防や美肌づくりに役立ちます。
◆腸を整える食物繊維
れんこんのシャキシャキ食感のもとである「不溶性食物繊維」は、
腸のぜん動運動を促して老廃物の排出をサポート。
便通を整え、大腸がんの予防にもつながります。
◆皮ごと使うとポリフェノールがアップ
皮の部分にはポリフェノールが多く含まれ、抗酸化作用が期待できます。
フードプロセッサーで細かくすれば皮ごとでも気にならず、栄養を丸ごと摂れます。
れんこんのお焼きは
・免疫力を高めたいとき
・疲れやすいとき
・腸内環境を整えたいとき
にぴったりの一品です。
シンプルなのに、体にやさしくおいしい。
家族の健康を守る「和のスーパーフード」れんこんを、ぜひ日常に取り入れてみてください🌿
